こんにちは。
5月。
若葉のころですね。
緑色と一言で言っても、いろいろな緑色があります。
そんな緑が幾重にも重なっている風景を見かけると、すがすがしい気持ちになります。
さて、今回は「棚上げ」という言葉について、思うところを書きます。
【目次】
1.「棚上げ」とは?
2.課題や心配で心がつぶれそうなときに。
3.今どうしようもないことは、棚上げしましょう。
4.セルフコンパッションに関する今までの投稿一覧
1.「棚上げ」とは?
デジタル大辞泉によりますと、
1 需給の調節などのため、一時商品を市場へ出さないこと。「棚上げ株」
2 問題を一時的に未処理・未解決のままにしておくこと。「法案を棚上げする」
という意味だそうです。
私が注目しますのは、2番目の意味です。
「棚上げ」とは、問題を一時的に未処理・未解決のままにしておくこと。
2.課題や心配で心がつぶれそうなときに。
・仕事で解決しなければいけないことがあるのに、今すぐには身動きできない。
・次の面接が控えているけれど、他のことが忙しくて頭が回らない。
・老いる親の介護を控えているが、考えれば考えるほど不安になってくる。
・町内の来年度の行事計画を立てなければいけないのに、取り組む時間がない。
・あれもこれもやらなきゃいけないことが山積みで、何から手を付けたら良いのか分からない。
色々と課題が尽きませんね。
私もアレコレとやらねばいけないこと、心配事がたくさんあって、頭がパンクしそうな時があります。
こんな時に頭と心をすっきりさせる魔法の言葉が「棚上げ」です。
3.今どうしようもないことは、棚上げしましょう。
やるべきことがある。
解決すべきことがある。
幾つもの仕事と心配が重なる。
こんな時って焦りますし、うまく解決できるかどうか不安ですね。
ここで登場するのが「棚上げ」です。
「棚上げ」とは、やるべきことや解決すべきことを「無くす」という意味ではありません。
無くしはしないけれども、今すぐ解決できないことは、頭と心の中から取り出して、別室にある棚の上に置いておくことです。
そして、当面の間、棚の上に置いたものをあえて見ないようにするのです。
この棚上げによって、頭も心に空きスペースが出来ます。
空きスペースで、今できる目の前のことだけに集中します。
今できることが済んだら、棚の上を見てみます。
そして棚の上に、今すべき必要なものがあったら、棚から降ろして淡々と取り組めばいいのです。
この棚上げの癖がつきましたら、気持ちが軽くなりますよ~。
さらに、驚くことに、棚上げしていた事柄が無くなっていることさえ多いものです。
あるいは棚の上に何かがあっても、自分にとって前よりも小さくなって見えるのです。
不思議ですね。
私、この「棚上げ」を覚えてから余裕が生まれて、パニックにならないようになりました。
是非ともお試しください。
こちらは、→「謎を究明する昭和オジサン」のサイト。
4.セルフコンパッションに関する今までの投稿一覧
最新ブログ → http://tsunami2013.org/