38.闘牛よりも花が好きな牛さん、フェルジナンド :セルフカインドネス<セルフコンパッション

38.闘牛よりも花が好きな牛さん、フェルジナンド :セルフカインドネス<セルフコンパッション

こんにちは。

 

『はなのすきなうし』という童話の感想を記します。

 

 

 

 

『はなのすきなうし』のあら筋

むかし、スペインに、フェルジナンドという名の子ウシがいました。

ほかの子ウシたちは、あばれまわっているのに、フェルジナンドは、いつも、草の上にすわって、静かに花のにおいをかいでいるのがすきでした。

お母さんウシが 「おまえは、さみしくはないのか」 と心配しても 「ぼくは、こうしているのがすきなんだ」 と答えます。

だから、お母さんウシも、フェルジナンドのすきなようにさせてやることにします。

やがて、大きくなった子ウシたちは、強い闘牛になるのを夢見るようになりました。

でも、フェルジナンドだけは、やはり、静かに花のにおいをかいでいました。

しかし、闘牛場へつれていかれることになってしまいます。

フェルジナンドが、草にとまっていたハチの上にこしをおろして、そのハチにさされ、あまりの痛さにとびはねているところを、ちょうど強いウシをさがしにきていた闘牛士に見つけられて、猛牛にまちがえられてしまったのです。

ところが、いよいよ闘牛場へひきだされたフェルジナンドは闘おうとしません。

闘牛を見にきた女の人たちが頭につけている花を見つけると、すわりこんでしまったのです。がっかりしたのは闘牛士たち。

こうしてフェルジナンドは、ふたたび、もとの牧場へ……。

(引用:いずみ書房

 

 

 

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お母さん牛が大好きです

 

 

他の子どもたちの遊びに加わらず、自分の子どもだけ一人で花と戯れていたり本ばかり読んでいると、お母さんは心配するようですね。

もっともです。

フェルジナンドのお母さん牛も心配しました。

きっと、「仲間外れにされて可哀そうじゃないか?」と心配したのでしょうね。

「どうしてうちの子は、皆みたいに遊ばないんだろう? うちの子はよその子と違うのかな?」と心配したのかもしれません。

 

でも、「ぼくは、お花のにおいをかぐ方が好き」というフェルジナンドの答えを聞くと、すきなようにさせました。

太っ腹お母さん!

いいですねえ。

 

 

 

闘牛場のフェルジナンドが大好きです

 

 

観客や闘牛士やプロモーターたちに「頑張れー、闘えー」とけしかけられる場面。

きっと、闘牛場はゴーっという地響きが上がったと思います。

 

その中で、フェルジナンドはお客さんの髪飾りの花にうっとり。

なんというマイペース!

いいですねえ。

 

 

 

 

古里の牧場に帰されたフェルジナンドも大好きです

 

 

闘いをしなかったフェルジナンド。

その後どうなったかな?

 

闘牛の興業は台無し、

お里の牧場に帰されたフェルディナンドはお気に入りの木陰で今もお花のにおいをかいで幸せです

 

(引用:聴く観るうたう ~ Audio, Video et CANTO!

 

お気に入りの木陰でのんびりと過ごすフェルジナンド。

花や葉っぱの香りに囲まれて幸せに過ごす一日一日。

 

もしかすると、他の牛たちはフェルジナンドをからかうかもしれません。

臆病者!

でも、フェルジナンドは何を言われようと平気。

だって、花があったら幸せだから。

いいですねえ。

 

 

 

 

私の感想は無しです。

 

えへへっ、

 

てへ、

 

「野菊の花飾り」が歌詞に登場する曲(オススメ)

→作曲者による「八ヶ岳」(YouTube 1分5秒目から「花飾り」が出てきます)(杉田二郎)

→作詞者による「八ヶ岳」(YouTube 55秒目から「花飾り」が出てきます)(高石ともやとナターシャセブン)

 

 

セルフカインドネス、そのもの

 

『はなのすきなうし』。

こんな牛さんとお母さんが地球のどこかでのどかに過ごしていると想像すると、うっとりします。

 

自分を認めて、自分に優しくする牛。

セルフカインドネスを感じませんか?

 

 

(※なお、この作品をスペイン内戦( 1936 ~ 1939 )と結び付ける解釈もあります)

 

 

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