7.罪悪感を手放す具体的な方法について:セルフコンパッション

こんにちは。

当地では過ごしやすい気候が二日間続いています。

皆さんがお住まいのところも穏やかな天気だといいですね。

 

今回も前回に引き続き、罪悪感について述べます。

 

「罪悪感を手放す方法」がテーマのサイト

 

数日前。

私、いけないことをしました。

人さまには言えないことです。

自分がこんなに悪い人間だったなんて、、、、、。

罪悪感と情けなさでずっと凹んでいました。

 

最初の二日間は、罪悪感の池にどっぷりと浸かっておりました。

 

 

三日目。

「このままじゃいけない」
「なんとか凹みから立ち直る方法がないだろうか?」
と考え始め、
『悪いことをしたとき』でネット検索をかけてみました。

すると、一番上に表示されていましたのが『罪悪感を手放す方法』というページでした。

 

ゆっくりと拝読するうちに、心が落ち着いてきました。

このサイトに出会えて良かったです。

『罪悪感を手放す方法』の作成者さま、ありがとうございます。

 

サイトに書かれていたこと(引用)と、感想を併記したいと思います。

 

罪悪感を抱く時って?

 

 

まずはサイトの引用から。

 

ちょっとした嘘をついてしまったこと、信号無視をしてしまったことから、誰かを傷つけてしまったこと、誰かを救えなかったことまで、私達の中にあるルールに違反してしまったことが原因です。

・嘘をついてはいけない

・人を傷つけてはいけない

・家族は助け合わないといけない

法律で決められていなくても、私達はこのようなルールを無意識的に感じて生きています。

ルール違反によって罪の意識を感じること自体は、あなたが『正常』であることを示しています。

 

なるほど!

長い人生の中で社会や自分が決めたルールに反した時に、罪悪感が生れるのですね。

 

ところが、時として必要以上に自分に罪の意識を感じてしまうことがあります。

法律の中でも、罪にも程度があり、罰にも程度があります。必要以上に罪の意識を感じたり、自分を罰する必要はないのです。

償いが終わったのであれば罪悪感を手放しても良いのです。

罪悪感を手放す方法をシェアしたいと思います。

 

そうなんです。

必要以上に自分を責めているのかもしれません。

『償いが終わったのであれば罪悪感を手放しても良いのです』。

『手放す』っていい言葉ですね。

なんか心が軽くなり、光がさしてきそうです。

でも、償いをする機会があるのでしょうか?
とも思います。

 

罪の重さに点数をつける

 

 

 

やってはいけない悪いことはたくさんありますが、ただ『悪い』とだけ考えてしまうと、実はたいしたことではないのに強い罪悪感を感じてしまうこともあります。

例えば人殺しを100点とすれば、歩道での信号無視は3点くらいかもしれません。

点数をつけるときのコツは、他の罪と比べることです。

 

『実はたいしたことではないのに強い罪悪感を感じてしまうこともあります』。

そうですね。

そういう傾向が私にはあるようです。

あれもこれも同様に自分の非を感じてしまい、何にでも同じような大きさの罪悪感を感じることがあります。

 

白か黒か、0か100かという発想ではなくて、その大きさの程度を冷静に考えたいと思いました。

気に病むことが少なくなりそうです。

 

補償することで罪悪感を手放す

 

 

罪悪感を消す最もスタンダードな方法が『補償』です。
補償=損害・費用などを補いつぐなうことです。

「やったことは取り返しがつかない」と思うかもしれませんが、あくまで「同じくらいのもの、同じくらいのこと」で補償するのがポイントです。

他人のものを壊してしまって損害賠償する場合、同じものを返すことはできないので、だいたいは『損害と同等』のお金で補償しますよね。

心の問題の場合、お金で解決しようとするのは基本ダメですが、同じくらいの価値を相手に与えることで補償しましょう。

 

そうか、補償するという手があったのですね。

 

一度犯した罪は取り消せないと思い込んでいましたが、補償することで幾分かは罪の意識が減りそうです。

 

直接の相手に補償が不可能であっても、他の人に優しくするように心がけます!

 

「〇〇しない」ではなく、「○○する」

 

 

行動を変えるコツは、反対の行動を意識する、ということです。

例えば「嘘をついて人を傷つけてしまった」場合、「嘘をつかない」と決めただけでは意識するのが難しく、行動を変えずらいです。

「嘘をつく」の反対は「正直に話す」です。

「嘘をつかない」ではなく「正直に話す」と心がければ、いつも行動に結びつけられますよね。

会話の度に「正直に話す」ことを意識すれば、その度に心の傷は塞がっていき、痛みは消えていきますよ。

 

これ、いい工夫ですね。

早速、自分の行動に取り込みたいです。

 

「嘘をつく」の反対は「嘘をつかない」ではなく、「正直に行動する」。

プラスに考えることで行動が出来て、気持ちが楽になりそうです。

 

誰かに話を聞いてもらって、自分を許す

 

 

キリスト教、特にカトリックでは、教会の仕事として『懺悔』を聞くということがあります。

自分で自分を許せない時、代わりに神に許しを乞うのです。

特に重い罪悪感を感じているとどうしても自分が許せないということもあります。

かといって、友人に話すことも難しいですよね。

そんな時は、お寺の住職などに相談すると話を聞いてくれることもあります。また占いをしてもらった時などについでに懺悔してしまうのも手です。最近では、電話で「話を聞く」サービスもあります。どうしても辛い時にはこれらの方法を試してみてください。

 

これって、「自分も人も共通」(Common Humanity)と似ていますね。

「自分も人も共通」(Common Humanity)については、こちらをクリック

罪悪感で凹んでいるときは、「この世の中で自分だけが悪いのだ」と思い込むところがあります。

自分だけでない!!!

皆がだれしもが罪悪感で悩むものだと想像するだけで、罪悪感に冷静に向かえそうです。

 

相手は貴方のことを意外と気にしていない

 

 

 

私達は、自分がやってしまったことで、相手がどのような傷を受けたのかよく知らないまま、自分だけで一方的に罪悪感を感じつづけてしまうことがあります。

可能であれば、相手の気持ちを確認してみましょう。普通に話しができる相手であれば、「あの時○○と言ってしまってごめん」などと謝罪する形で聞けば悪い方向には進みません。

以外と相手は気にしていなかったりして、スッキリすることもありますよ。

 

そうかもしれない!

自分が相手を傷つけたと決めつけて、自分が勝手に罪悪感を抱いているだけのことって、ありえますね。

 

「しまったという感情→自分が悪いという評価・判断→罪悪感」という流れで罪悪感が膨らみます。

しかし、「自分が悪いという評価・判断」は、思い込みによる余計な判断かもしれません。

このことは、「ありのままの自分を観る」(Mindfulness)に通じる発想だと思いました。

「ありのままの自分を観る」(Mindfulness)については、こちらをクリック

 

他人からの相談だと思って考えてみる

 

 

 

私達は自分の中で何度も繰り返し考えるうちに、いつの間にか問題を大きく考えすぎる傾向があります。

客観的に判断する方法として、もし自分が友人から同じ悩みを相談されたらどう思うか?考えてみるといいですよ。

「あなたは全然悪くないじゃん!」「気にしすぎ!」と思うかも知れないし、「悩んで当たり前」だと思うかも知れません。

もし「気にしすぎ」「あなたは悪くない」と答えるのであれば、実際にあなたが気にする必要はありませんし、あなたは悪くありません。

 

なるほど、なるほど。

自分自身を責め続けると、頭がマイナスの感情で占められてしまいます。

そんな時ほど、友人から同じ悩みを相談されたと仮定して、自分だったら友達にどのようにアドバイスできるかと想像してみるゆとりが大切ですね。

 

 

自分を責めるだけではなく、自分を慰めることも必要です。

それでこそ、心のバランスが保たれますね。

このことは、まさに「自分への思いやり」(Self=Compassion)です。

「自分への思いやり」(Self=Compassion)については、こちらをクリック

 

自分だけのせいではない、客観的に責任分担する

 

 

罪悪感が完全に消えるわけではありませんが、責任の全てを自分が背負うことは避けないといけません。

「自分も悪かった」と思うかもしれませんが、交通事故でも8:2、6:4など責任の分担があります。冷静に考えた場合、自分が100%悪いことはまずありません。

「3割は自分が悪かった」と思うだけでも、心のしこりが小さくなります。罪悪感を軽くすることができます。それは責任転嫁ではなく正当な権利です。

 

『それは責任転嫁ではなく正統な権利です』。

私にとっては、目が覚めるような言葉です。

 

 

罪悪感を持つときは、「全ての責任は私にある」と考えがちです。

しかし、冷静に考えてみれば、起こった出来事の責任は、何も自分だけにあるはずはありません。

罪悪感の池に自らを落とす前に、冷静に考えたいです。

 

救いと償い

 

 

 

私達は助け合って生きているのと同時に、傷つけあって生きています。

「人に迷惑をかけてはいけない」
と多くの人は考えていますが、親密な関係であるほど、迷惑をかけまくっていますよね?でもその分許し合って助け合っていればそれで良いのです。

嫌われないように、迷惑をかけないように、とだけ考えて生きていたら誰とも仲良くなれず、とても殺伐とした社会になってしまいます。

たとえ誰かを傷つけてもその分他の人を救ってあげればいいのです。

 

心に染み入る言葉です。

 

傷つけあって生かされている。

人を助け、助けられて生かされている。

これが人の世ですね。

 

傷つけることを怖れていたら、部屋に引きこもるしかありません。

 

『たとえ誰かを傷つけてもその分他の人を救ってあげればいいのです』

なんて優しい言葉でしょう!!!

 

例えば相手が故人のような場合、その本人に対して罪を償うことができないこともあります。

その場合、相手の家族に対して何らかの償いをすることも立派な償いです。

相手が大切にしているものであれば、本人でなくてもいいのです。

また今すぐに何かを行うことが難しい状況もあります。その場合でも、いつか○○という形で償うと決めておけば良いのです。

罪悪感はあくまで自分の心の問題です。強く誓うことは、実際の行為と同じ意味があります。

 

自分と他人、人間と自然、地球と宇宙。

それぞれがバラバラに存在するのではなく、どこかでつながりあって存在している。

そんな光景を想像しました。

 

 

 

罪悪感という自分の頭にある悩みだけに執着せず、心を開けて世界と関わりたいものです。

 

「罪悪感を手放す」という選択をする

 

 

私達が感じる罪悪感のほとんどは人間関係の問題だと思います。ですが大切なことは、罪悪感を感じているのはあくまで自分だということです。

自分自身が「罪悪感を持つ」という選択をしているのです。

だから自分自身が「罪悪感を手放す」と選択すれば、手放すことができます。

 

自然に罪悪感を抱くのではなく、自分の考え方の癖が罪悪感を大きくしているのかな、と思いました。

「罪悪感を手放す」という覚悟を決めたいです。

 

もちろん言うのは簡単でも行うのは簡単なことではありません。

それでも償えない罪はなく、手放せない罪悪感はありません。

やるべきことをやる度に、心は少しずつ軽くなっていくはずです。

 

全部の言葉を太文字にしたいくらい、ありがたい言葉です。

 

 

自分が勝手に作った罪悪感に浸りこんで、現実的には何も行動できていない自分に気付かされした。

 

やるべきことをコツコツ積み重ねる行動によって、心を軽くしていきたいです。

 

罪悪感を持つのは、自分が傲慢なのかも?

 

最後に。

 

 

『罪悪感を手放す方法』を拝読し、引用に沿って感想を書いているうちに、思い浮かんだことを書きます。

 

「罪悪感を持つ人は謙虚な人だ」と思ってきましたが、ある意味では傲慢な考えをなさっているかもしれません。

 

人は助け合って生きています。

人の助けなしでは生きていけません。

 

人は迷惑をかけあいながら生きています。

誰にも迷惑をかけずに生きてはいけません。

 

自分の力だけでは生きていけない存在が人間です。

 

良い点もあれば、悪い点も持ちながら生きるのが人間です。

 

そこを、「自分は何に対しても正しくあろう、清くあろう、良い人であろう」と過度に思い続けると罪悪感が大きく膨らみます。

 

全てのことに正しく、清く、良いである人。

こんな人、どこを探してもいません。

みんな、どこか悪い点があり、どこか濁っているのが人間です。

そんなところを抱えながら生きているのが人間です。

 

自分の醜いところも、かけがえのない自分の大切な一部分です。

みにくい自分を無理やり自分から追い出す必要はありません。

 

常にきれいな自分であろうとするのが傲慢です。

自分に謙虚でありたいです。

自分を尊大に大きくする必要もなければ、卑下して小さく見せる必要もありません。

誰に対しても、自分自身に対しても、等身大の自分でありたいです。

 

 

 

なお、引用の元サイトにご関心を持たれた方は、こちらをクリック

(トップページ『ココロマニュアル』のURLは、http://kokoromanual.com/)

 

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1.怒りとの良い付き合い方とマインドフルネス

2.私が今ここにいる意味と『病者の祈り』

3.今を生きる

4.「棚上げ」という魔法

5.母を亡くしました

6.認知症だった母への罪悪感

7.罪悪感を手放す具体的な方法

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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