49.全ての人々がマイノリティー。オードリー・タン氏の言葉に思うこと :コモンヒューマニティー

49.全ての人々がマイノリティー。オードリー・タン氏の言葉に思うこと :コモンヒューマニティー

こんにちは。

もう春ですね。

今年も日本にやってきてくれてありがとう。

 

 

なにげない謎、朝礼スピーチのお話は、
「昭和オジサンが謎を基に、朝礼スピーチのネタをアドバイス」

 

 

 

今回も、前々回のブログ「47.ひびが入っている鐘を叩くオードリー・タン氏」に続き、

台湾のIT担当相であるオードリー・タン氏に喚起された内容を基に記します。

 

 

全ての人がマイノリティであれば、、、、

 

前述のハフポストのサイトに、「マイノリティー」についてのお話がありましたので、以下に引用します。
(太字は原文のままにしておきましたが、勝手ながら全ての文を改行しました。またリンクも貼りました)

 

――ダイバーシティを推進する中で、これは女性の問題、これはLGBTQの問題…と分断が起きることがあります。
どうすれば、この分断を無くせるでしょうか?

タン: インターセクショナリティ、つまり全ての人がマイノリティだという考えが大事だと思います。

全ての人がマイノリティであれば、それは少数の人だけの問題ではなく、全ての人にとっての問題です。自分たちの弱い部分をお互いに共有することで、より良い社会にできます。
もちろん、差別と闘わなければなりません。

例えば、私が小学校に入った7歳の時、周りの子どもたちはみんな右手で鉛筆を握って書いていましたが、私は左手でした。

今ではもちろん、左利きは問題ではありません。
今はみんながタイピングしますが、タイピングには両方の手を使います。
しかし当時、左利きは問題でした。

周りの人たちに「左手で描き続けたら、紙の上のインクが汚れるよ」となどと言われたので、私は右手で書くことを覚えなければなりませんでした。
左手で書いても何も問題はなかったのに、両手で書けるようにならなければいけなかったのです。

今は私は両方の手で書けます。むしろ右手の方がうまく書けるくらいです。
しかし当時、私がもし左手で書いても構わないということを伝えられていたら、他のクラスメートができなかったユニークで新しい視点を提供できたでしょう。

これこそ、インターセクショナリティの機会だと思います。LGBTIQ+のケースに限ったことではなく、左利きなどの様々なトピックにおいて、人々とともにユニバーサルデザインについて考える機会です。

多くの異なる視点を持ち込むことで、もっと全体的でインクルーシブなデザインを作れますし、考え方や態度を変化させることができます。

いつもそう考えられたなら、「これはこのマイノリティの問題、これは別のマイノリティの問題」とは捉えないでしょう。

私はこれを、ソーシャルイノベーションラボでやっています。

引用終わり

 

冒頭のオードリー・タン氏の言葉、

「全ての人がマイノリティであれば、それは少数の人だけの問題ではなく、全ての人にとっての問題です。自分たちの弱い部分をお互いに共有することで、より良い社会にできます。
もちろん、差別と闘わなければなりません。」

が、印象に残りました。

 

「全ての人がマイノリティ」。

人は「全ての項目においてマジョリティである」ということはありえません。

社会の中で生活する以上、ある領域や局面では必ずマイノリティです。

しかしながら、

自分がマイノリティであることを受け止め受け入れる人もいれば、受け入れられない人もいます。

中には、ある点で自分がマイノリティであることに耐えられず、別の点でマイノリティである人々に優しくできない人もいます。

この発想が、人々を分断に駆り立てます。

 

誰しもがマイノリティであることを軸として社会を組み立てるならば、きっと生きやすい社会に近づけることでしょう。

 

 

【参考サイト】

・ハフポストのサイト→【インタビュー全文】1~4

・YouTube動画→【直撃90分】台湾の天才デジタル大臣、オードリー・タンに聞く(ハフポストLIVE


オードリーさんの優しそうなご表情と穏やかなお声にウットリ!

 

 

全ての人がマイノリティとの考えとコモンヒューマニティー

 

「自分だけが苦しい、自分だけが恵まれていない、自分だけが弱者だ」と悩み、自分に閉じこもってしまうことってありますね。

しかし、自分とは違う領域かもしれませんが、誰もが何かしらの悩みで苦しんでいます。

 

「私は独りぼっちだ」と考えすぎますと人と自分との分断が深まり、なおのこと苦しみが強くなりがちです。

でも、「私とは悩みの対象が異なるかもしれないけれど、人も何かしら悩んでいる」と考えますと(さらに悩みを共有できるならば)、人と自分とが共生できる社会が生まれます。

そんな社会で生活したいものです。

 

 

♪ 私の彼は左きき ♫

 

 

右利きの私が子どものころは、左利きの同級生は食事するときに箸だけは右手に持ちかえていました。

中には、字を書くときも右手に切り替えている同級生もいました。

不便だろうなあと思っていました。

 

ハサミなど文具は左利き用が普及したようですね。
・参考サイト→「左ききの道具店」

 

さて、「無印良品 くらしの用品研究所 左利きの道具」のサイトから、以下を引用します。
(勝手ながら、全ての文を改行しました)

左利きの不便

世の中のもののほとんどは、右利き用に作られています。
左利きの人にとっては、あらゆる場面で左右が逆。中でも、ネジやキャップの開閉、ワインのコルク抜きなどの「ひねる」行為は、いかにも大変そうです。
他にも不便を感じるものは、ハサミ、定規、カッター、缶切り、片刃包丁、ビーター、レードル、ピーラー、急須、がま口、カメラなどなど。
扇子はあおぐたびに閉じてきますし、ババ抜きをするときは右手でトランプを広げると2箇所しかない角の数字と記号が見えなくなります。
また、ボールペンが使いづらいという人も多いようです。
文字を書くとき、多くの言語では左から右にペンを動かしますが、左手で文字を書こうとすると、左から右へとペン先を押し出すようなアクションに。
一般的に普及しているボールペンはペン先のボールが滑らかに回転することでインクが出る構造なので、左手で押し込むようにペンを動かすとボールが滑らかに動かないのです。
道具だけではありません。
「日常生活で一番ストレスに感じることは?」と左利きの人にインタビューしたところ、多くの人が「駅の自動改札機」と答えました。
たしかに自動改札機は、タッチパネルと切符の投入口が右側にあります。
左手に定期券や電子マネーを持って改札を通過しようとすると、腕をクロスさせなければなりません。
考えごとをしていると、つい隣のレーンにタッチして扉に挟まれることもあるとか。
毎日のことだけに、そのストレスは大きいかもしれません。

自動改札機とボールペンの不便さを初めて知りました。

 

(画像引用:Amazon)

 

 

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