春らしくなりましたね。
上着一枚分薄着しても平気です。
相談を持ち掛けられます
知人から相談を受けることがありますでしょう?
「ねえねえ、聞いて。あの人って私のことを〇〇だと思っているみたい。そんなことないのに!」
「ああ、どうしよう? 私の一言であの人が傷ついたかもしれない」
「夢を実現したいけど、家族のことを考えると許されないと思うの」
「どっちの道を行くべきかなあ。どう思う?」
相手の立場と気持ちを想像しながら、味方になってさしあげたり、別の考え方をそれとなく指し示したり。
それでも、相手から「でもね、、、」という言葉が返ってくることが多いものです。
この「でもね」が、結構、疲れるのです。
「私に何て返答してほしいの? 最初に教えてよ」
と言いたくなることがあります。
「あなたを許す」
そこで、思いつきました。
相手のタイプにもよりますが、
自分に自信がない方へのアドバイスは、
「あなたが何をしても、どちらを選んでも、私はあなたを許す」
の一行が良いのではないでしょうか。
自分の選択を認めて欲しい、
許しを得たい、
人からの評価が気になる。
こんな「迷える子羊」さんには、
「あなたを許す」
「徹底的にあなたを許す」
こう言って、安心させてさしあげるだけでよいのではないかと思いつきました。
結局、人は人からの承認と許しが欲しいんですね。
セルフカインドネスの発想と実践で、「自分で自分を許せるようになれれば一番良い」のですが、
通過点として、「誰かから徹底的に許してもらえる」という感覚を持ってもらうことも大切なステップだと気づきました。
こちらは、謎を究明する昭和オジサンのサイト。
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