21.箱を作る人:マインドフルネス

21.箱を作る人:マインドフルネス

こんにちは。

久しぶりの雨です。

しとしと雨。

 

(滝?)

 

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箱を作る人

 

 

ご家族が病に臥せり、ちょうどその時、職場では重責を担っていた方がいました。

家族の心配と仕事のストレスで、自分を見失ってしまったそうです。

 

挨拶しても、目の焦点がどこにも合っていない感じでした。

 

一年も経った頃でしょうか。

その方から伺ったことは、

「僕は毎朝2時間早く起きて、一人で箱を作っていました。

休日は一日中部屋にこもって箱作りでした」。

 

 

 

主に素材は木材。

紙やバルサで作ったこともあったとのこと。

 

 

「何かに使用するための箱ではありません。

ただひたすら、四角形の箱を作っていました」。

 

 

「何も考えていません」

 

さらに、

「箱を作っているときは、箱のこと以外、何も考えません。

頭が空になっていました」。

 

私は、何と相槌を打てがよいのか分からず、

「お疲れだったのですね」

というだけ。

 

 

あれから何年も経ちました。

 

陶芸で直方体を作る

 

心身とも参っていた時、

近所で陶芸教室を見つけました。

 

そのとき、箱をお作りになっていた方を突然思いだしました。

 

3年間くらいでしょうか、教室に通い続けました。

一週間に多くて二日。

お皿などの実用品は作りません。

 

作るのは、直方体のみ。

 

 

そのうち、直方体に彫刻刀で四角を描き加えるようになりました。

窓。

 

四角い家に見立てたのでしょうね。

 

 

マインドフルネス

 

箱作りも直方体作りも、今から考えるとマインドフルネスでありたかったのでしょうね。

いま、目の前にあるものだけに集中して、何も考えず何も判断しないこと。

そんな時間を持ちたかったのかもしれません。

 

自分の力ではどうにもならないことに出会ったとき、

あなたも箱を作ってみませんか?

 

 

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