39.やぎさんゆうびん ♪お手紙、美味しいのかな?♪ :コモンヒューマニティー<セルフコンパッション

39.やぎさんゆうびん ♪お手紙、美味しいのかな?♪ :コモンヒューマニティー<セルフコンパッション

こんにちは。

 

童謡『ぞうさん』のブログを1年ほど前に書きました。

『29.♪ ゾウさん、お鼻が長いのね ♪』です。

 

今回は、『やぎさんゆうびん』について書きますね。

 

 

(画像引用: atelier_alba)

 

 

 

「やぎさんゆうびん」の歌詞

 

 

作詞:まど・みちお ·

作曲:團 伊玖磨

しろやぎさんから おてがみ ついた
くろやぎさんたら よまずに たべた
しかたがないので おてがみ かいた
さっきの てがみの ごようじ なあに

くろやぎさんから おてがみ ついた
しろやぎさんたら よまずに たべた
しかたがないので おてがみ かいた
さっきの てがみの ごようじ なあに

「やぎさんゆうびん」(YouTube)

玉田侑子さん制作のクレイアニメーション玉田侑子制作

ほのぼの系

 

 

「やぎさんゆうびん」の歌詞、のんびりしていて、椅子から離れたくなってしまいたくなります。

特に今日はお見事な秋空が広がっています。

丘の上の牧場にでも行こうかな。

 

 

スピーチに困ったら、こちらのサイトをヒントに
昭和オジサンが謎を基に、朝礼スピーチのネタをアドバイス

 

愛し合うやぎさん

 

さて、noteで良い記事を発信なさっているtumuguitoさんの解釈では、

きっと2匹のヤギは
愛し合っている恋人同士。
だからお互いにお手紙を送っては
届いたお手紙読まずに食べて
愛を確かめ合っている…。

今は遠く離れて会えないけれど
いつか会えるその日まで
たくさん食べて元気でいてね…って
お互いに気遣う愛の歌なのだ。

こんな解釈も出来るのですね。

うーん、大胆だ!

 

 

 

内容が大事? それとも、やり取りが大事?

 

 

やぎさんにとっては、手紙の内容はどうでもよいことのようです。

手紙のやり取りをすること自体に意味があったのでしょうね。

自分自身のことを考えますと、私は、手紙の「ご用事」だけを気にして生きてきたように思います。

「人から与えられた用事をちゃんと果たさなければいけない」という「仕事頭」「効率至上頭」。

やぎさんたちに学ばなければと思いました。

 

 

作詞者をご紹介

 

作詞者のまど・みちおさん

ウィキペディアから引用します。

まど・みちお(1909年11月16日 – 2014年2月28日)は、日本の詩人。
本名は石田 道雄(いしだ みちお)。
25歳のときに北原白秋にその才能を認められ、33歳のときには太平洋戦争に召集された。
詩作りは20代から始め、以来生涯にわたって詩を作り続けた。
創作意欲の源は、政治・行政・教育・経済・戦争などに対する不満である
「ぞうさん」や「やぎさんゆうびん」などの、そのおおらかでユーモラスな作品は童謡としても親しまれている。

表現の前に存在があるという意味で「存在の詩人」とも称された。

【オフシャルサイト(かなあ?)】

「まど・みちお100の世界 人も自然も物もみんな同じ」

 

 

【お作りになった童謡】

やぎさんゆうびん(作曲:團伊玖磨)
https://www.uta-net.com/movie/82937/V2u6n6B2Ah4/

ぞうさん(作曲:團伊玖磨)
https://www.uta-net.com/movie/8884/

おにぎりころりん(作曲:小森昭宏)
https://www.uta-net.com/movie/52356/Ww72OwbHuwM/

一年生になったら(作曲:山本直純)
https://www.uta-net.com/movie/11490/AdZNH0NlGnU/

ふしぎなポケット(作曲:渡辺茂)
https://www.uta-net.com/movie/13923/_CjTvSuSDOg/

ドロップスのうた(作曲:大中恩)
https://www.uta-net.com/movie/124180/ARX3p2TUb7c/

あわてんぼうの歌(原曲:ドイツ民謡 “Schwefelhölzle”)
https://www.uta-net.com/movie/46400/SgxsYU_x6Dw/

 

 

【お作りになった校歌】

(保育園)
中央区立勝どき保育園 (東京都中央区)

(小学校)
安曇野市立豊科南小学校(長野県安曇野市)
川崎市立白幡台小学校付属幼稚園(2003年閉園)(神奈川県川崎市)
川崎市立稗原小学校(神奈川県川崎市)
川崎市立南菅小学校(神奈川県川崎市)
私立丸山幼稚園(神奈川県川崎市)
練馬区立大泉第二小学校(東京都練馬区)
練馬区立旭町小学校(東京都練馬区)
町田市立忠生第四小学校(2001年閉校)(東京都町田市)
長野市立篠ノ井西小学校(長野県長野市)
世田谷区立希望丘小学校(東京都世田谷区)
千曲市立治田小学校(長野県千曲市)
岡谷市立上の原小学校(長野県岡谷市)
三浦市立南下浦小学校(神奈川県三浦市)

(中学校)
立川市立立川第九中学校(東京都立川市)
調布市立第八中学校(東京都調布市)
長野市立篠ノ井西中学校(長野県長野市)

 

(ウィキペディアを引用しました)

 

 

【ドキュメント番組】

「ふしぎがり〜まど・みちお百歳の詩」
(NHKスペシャル 約49分)

 

手紙と紙(認識の違いの面白さ)

 

こんな解釈も見つけましたよ。

学生さんの卒業論文です

[第1連]
ある日、黒やぎさんの家に「1. しろやぎさんから おてがみ ついた」という出来事から、この話は始まる。しかし、あろうことか黒やぎさんは、手紙を「食べ物」だと思って「2. よまずに たべた」のである。食べてしまった後で、これが食べ物ではなく「手紙」だと気づく。そこで、黒やぎさんは「4.5. さっきの おてがみ/ごようじ なあに」と書いた手紙を、白やぎさんへ送るのである。
ここでは、やぎにとっての「手紙」と、私たち人間にとっての「手紙」との認識の違いが鍵となっている。やぎにとっての「手紙」とは、紙という「食べ物」なのである。ただし、送り主の白やぎさんとしては、「手紙」は「相手に用件を伝えるもの」という認識はあったはずである。しかし、それは黒やぎさんの元へ届いた時点で、まったく別のものになってしまった。
黒やぎさんが、読まずに思わず食べてしまったことに、歌い手・聞き手は、笑いと納得の両方を同時に感じるのである。

[第2連]
第2連では、「4.5. さっきの おてがみ/ごようじ なあに」と書かれた黒やぎさんからの手紙が、白やぎさんの元へ届く。しかし、この手紙を、今度は白やぎさんまで「7. よまずに たべた」のである。食べてしまった後、黒やぎさんがとった行動とまったく同じように、「9.10. さっきの おてがみ/ごようじ なあに」と書いた手紙を黒やぎさんへ送る。
ついこの間、手紙で用件を伝えようとした白やぎさんまで、「手紙」を「食べ物」だと思った。やはり、「やぎ」としての本能が勝ってしまったのだ。
この手紙のやりとりは、これで終わらない。再び、第1連へ戻り、その後、第2連、第1連、第2連…と、永遠に続いていく。「やぎさん ゆうびん」が、本当に「郵便」として機能するまで、永遠に。そして、この「循環」が、何よりも「ユーモア」を感じさせるのである。

 このように、童謡「やぎさん ゆうびん」は、やぎと人間の「手紙」の認識の違いを利用し、手紙をめぐる出来事の「循環」を歌い手・聞き手に意識させることで、モチーフ「まったく同じ間違いを繰り返していくユーモア」を表現しているのである。

まど・みちお 童謡の表現特性~童謡集『ぞうさん』を中心にして~(山内良子、「大阪教育大学 平成15年度卒業論文」)

 

現実的な解釈がユニークですね。

 

も似たようなものかも。コモンヒューマニティーだもの

 

 

そういえば、人のコミュニケーションもやぎさんと似ているかもしれません。

不要と思えるようなラインやメールのやり取りが多いのは、中身を伝えたいというよりは「やりとり」することを望んでいるような、、、。

 

こんなこともあります。

「ねえ、相談あるんだけど」と言われ、
話を聞いていると、具体的なアドバイスを求めたいというのではなくて、自分の悩みを聞いてほしいだけなんだと気づくことが多いです。

やぎさんも人も、コミュニケーションをただただ望んでいるのですね。

 

なんだ、結局はコモンヒューマニティーの発想ですね。

 

 

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