こんにちは。
九州地方の豪雨、それに伴う土砂災害と洪水と浸水が気になります。
報道された地域に旧友が住んでいます。
昨日昼に連絡付かず、夜になってようやく元気な声を聞くことができました。
地域の皆さま、心配なことと拝察します。
今日は、幸せになるための三つの考え方をご紹介します。
【目次】
1.幸せな気持ちがあふれ出します
2.幸せなるための三つの考え方とは?
3.幸せになるために捨てるべき「20のこと」
4.セルフコンパッションに関する今までの投稿一覧
1.幸せな気持ちがあふれ出します
幸せ感覚というのは不思議なものですね。
自分が幸せなときは、まるで幸せが自分の心からあふれ出すくらいの豊かな気持ちです。
ところが、悲しみと怒りと無力感に覆われた時、自分にはこれからずっと幸せが訪れないのではと思います。
急な変化に自分でも驚くくらいです。
幸せ感覚は、寄せては返す波。
どなたでも、幸せな気分のときもあれば、悲しみに取り込まれ涙するときもあります。
とは申しても、穏やかな表情を常に見せている方もいれば、愁いに満ちている表情の方もいらっしゃいますね。
二者の違いは何でしょうか。
「親の教育がひどかった」「運が悪いことが続いた」ために、辛い思いが消えない方も多いことでしょう。
「親が〇〇だったら、こんな思いをしなくても良いのに」
「あの時あんな不運に合わなければ、今は穏やかに過ごせたのに」
という思いが頭から離れないこともあります。
しかしながら残念なことに、過去は変えられません。
過去を恨んでもどうにもなりません。
これは事実ですね。
結局、今が幸せであれば良いのです。
過去はともかくも、今から穏やかで幸せな気持ちになれたら良いのです。
では、どうしたら幸せな気持ちになれるのでしょうか?
はい、三つの方法をこれから書きます。
幸せが心が満ち、幸せがあふれ出すことでしょう。
そして、次の三つの考え方を自分が守っているかを自己点検してください。
悲しみや怒りや無力感といった気持ちに襲われそうになりましたら、
三つの考え方を思い出し、自分の考え方を自分で修正なさってくださいね。
言い換えます。
三つに考え方をする癖をつけてください。
頭で「なるほど」と理解するだけではなくて、実際に三つの考えを取り入れてください。
2.幸せなるための三つの考え方とは?
お待たせしました。
以下に三つの考え方を記します。
【1番目】
何が幸せかを決定する権利は自分にあります。
人が何を言おうが、自分が幸せならば良いのです。
あなたは、こんな言葉を掛けられたことはありませんか?
「そんなことをしたら不幸になるよ」
「やめなさい。無駄よ」
「それで幸せになれると思っているの?」
特に親友や親から言われると、結構堪える言葉ですね。
「違う!」とその場では反論するものの、あとで気になり、結局は人に従ってしまうのです。
人に振り回されると、イヤーな気持ちがずっと続きますでしょ。
自分がなくなってしまうような・・・・・悔しいような、情けないような、空虚な気分です。
なかには、「あなたのために言ってあげているのよ」と追い打ちをかける人もいます。
あたかもあなたを大切にしているように見えますが、実はあなたを支配しようとしている可能性があります。
あなたの生き方と幸せは、あなたのもの。
人に手渡して支配されてはいけません。
気弱なときは、人に判断を預けてしまうこともあります。
そして後で悔んで、人のせいにすることもあるでしょう。
こんなことが何度も続くと、人に怒り、人を羨み、人に頭が上がらなくなります。
責任を取ることは怖いかもしれませんね。
しかし、自分の人生に責任を持つと腹を据えれば、急に視界が開けて気持ちが自由で楽になりますよ。
あなたはあなたとしてこの世に生まれたのです。
自分の人生は自分のものです!
【2番目】
幸せとは「探して見つけるもの」ではなく、「ここにあると気付く」ことです。
(画像引用:チルチルとミチル・・・ホンシェルジュ)
幸せは、どこにありますか?
あそこにありますか?
ここにありますか?
幸せは、誰かが準備してくれるものですか?
幸せを外に探しても見つかることはありません。
無駄な努力です。
自分の中にしか幸せはないからです。
今、自分の中にすでに幸せがあることに気付くかどうか、
これが幸せな気持ちになれるかどうかの境目です。
幸せに気づかないとしても、
「幸せは外にあるのではなく、自分の中にあるのだ」
と知っているだけでも心は安らぐものです。
自分の中に全く幸せを感じない方へ
口を開けて誰かが幸せにしてくれるのを待っていても幸せにはなりません。
先ほど述べたことと矛盾するように感じるかもしれませんが、
おっくうかもしれませんが、動いてください。
行動してください。
人と関わってください。
もちろん、自分なりの行動と関わり方で結構です。
行動し人と関わることで、自分の中に幸せが灯る感覚を味わいましょう。
【3番目】
幸せとは欲しいものを得ることではなく、持っているものを愛することです。
足りないものを数えるよりも、今持っているものを数えましょう。
こんな自分になりたい、
自分はこうなりたいのになれない。
悩みは尽きませんね。
時には、上手く行っている人と自分を比べて嫉妬することもあります。
なりたい自分になれるかどうかは、自分にはコントロールできないことです。
自分ではどうすることもできない領域の事柄は、放っておくのが一番です。
放っておくのは心配だとおっしゃるかたは、棚上げしておきましょう。
棚上げにつきましては、「棚上げ」という魔法:マインドフルネス
あれが欲しい、こうありたいという欲は、生活の活力になることもあります。
でも、欲望は果てしないものです。
欲望に固執して振り回されますと、不満感が募り落ち着かない気分ですね。
赤ちゃんは何も持たずにこの世に生まれました。
野の花も草は、何も持っていません。
それでも、生きています。
3.幸せになるために捨てるべき「20のこと」
「捨てる」という言葉っていいですね。
持てば持つほど重くなり、捨てれば捨てるほど軽くなります。
不要な物はどんどん捨てて、最後に残ったほんの幾つかだけを慈しんで生きられたらいいなと思います。
最後に。
今回のブログは、
『幸せになるために捨てるべき「20のこと」』(TABI LABO編集部)を参考にしました。
ご関心をお持ちの方は、ぜひご覧ください。
こちらは、謎を究明する昭和オジサンのサイト。
4.セルフコンパッションに関する今までの投稿一覧
最新ブログ → http://tsunami2013.org/
5.母を亡くしました:コモンヒューマニティー・マインドフルネス
8.罪悪感と怒りとは同じものかもしれません:セルフカインドネス
9.悲しみは誰でも持っている。『でんでん虫の悲しみ』(新美南吉):コモンヒューマニティー
10.対話は、理解よりも共感が大切! -書籍と映画を通じて-:マインドフルネス
11.「自己責任論」を「セルフコンパッション」で乗り超える:セルフカインドネス
12.自分の思い込みを知って、楽に生きよう!:マインドフルネス
13.映画「ありがとう、トニ・エルドマン」にみる父と娘:マインドフルネス
14.気持ちを素直に伝える。これがアサーションという権利:マインドフルネス
15.押してもダメなら引いてみな。「逆櫓の構え」:セルフカインドネス
16.コミュニケーション能力が低いのは誰だ?:セルフカインドネス
18.心を開いて~ZARDの歌詞から思ったこと:コモンヒューマニティー
22.大人の願いと、子どもの受け止め方:コモンヒューマニティー
23.想像力(再度、でんでん虫の悲しみ):コモンヒューマニティー
25.何を言われたって平気(ホイットニー・ヒューストンの曲):セルフカインドネス