こんにちは。
久しぶりの雨です。
しとしと雨。
(滝?)
♪ 雨にぬれても ♪ →YouTube
【目次】
1.箱を作る人
2.「何も考えていません」
3.陶芸で直方体を作り続ける
4.自分の力ではどうにもならないことに出会ったとき、マインドフルネス
5.セルフコンパッションに関する今までの投稿一覧
Contents
1.箱を作る人
ご家族が病に臥せり、ちょうどその時、職場では重責を担っていた方がいました。
家族の心配と仕事のストレスで、自分を見失ってしまったそうです。
挨拶しても、目の焦点がどこにも合っていない感じでした。
一年も経った頃でしょうか。
その方から伺ったことは、
「僕は毎朝2時間早く起きて、一人で箱を作っていました。
休日は一日中部屋にこもって箱作りでした」。
主に素材は木材。
紙やバルサで作ったこともあったとのこと。
「何かに使用するための箱ではありません。
ただひたすら、四角形の箱を作っていました」。
2.「何も考えていません」
さらに、
「箱を作っているときは、箱のこと以外、何も考えません。
頭が空になっていました」。
私は、何と相槌を打てがよいのか分からず、
「お疲れだったのですね」
というだけ。
あれから何年も経ちました。
3.陶芸で直方体を作り続ける
心身とも参っていた時、
近所で陶芸教室を見つけました。
そのとき、箱をお作りになっていた方を突然思いだしました。
3年間くらいでしょうか、教室に通い続けました。
一週間に多くて二日。
お皿などの実用品は作りません。
作るのは、直方体のみ。
そのうち、直方体に彫刻刀で四角を描き加えるようになりました。
窓です。
直方体が四角い家に見立てたのでしょうね。
4.自分の力ではどうにもならないことに出会ったとき、マインドフルネス
箱作りも直方体作りも、今から考えるとマインドフルネスでありたかったのでしょうね。
いま、目の前にあるものだけに集中して、何も考えず何も判断しないこと。
そんな時間を持ちたかったのかもしれません。
自分の力ではどうにもならないことに出会ったとき、
あなたも箱を作ってみませんか?
こちらは、謎を究明する昭和オジサンのサイト。
5.セルフコンパッションに関する今までの投稿一覧
最新ブログ → http://tsunami2013.org/
5.母を亡くしました:コモンヒューマニティー・マインドフルネス
8.罪悪感と怒りとは同じものかもしれません:セルフカインドネス
9.悲しみは誰でも持っている。『でんでん虫の悲しみ』(新美南吉):コモンヒューマニティー
10.対話は、理解よりも共感が大切! -書籍と映画を通じて-:マインドフルネス
11.「自己責任論」を「セルフコンパッション」で乗り超える:セルフカインドネス
12.自分の思い込みを知って、楽に生きよう!:マインドフルネス
13.映画「ありがとう、トニ・エルドマン」にみる父と娘:マインドフルネス
14.気持ちを素直に伝える。これがアサーションという権利:マインドフルネス
15.押してもダメなら引いてみな。「逆櫓の構え」:セルフカインドネス
16.コミュニケーション能力が低いのは誰だ?:セルフカインドネス
18.心を開いて~ZARDの歌詞から思ったこと:コモンヒューマニティー