こんにちは。
今回は石を積む話を書きます。
と申しましても、石垣のような実用的な石積みではなく、
「アート」と言えそうな石積みについてです。
このアートとマインドフルネスの関係を考えます。
【目次】
1.ロックバランシング(石花)アートについて
2.私も石を積んでみました
3.石が隣同士になる確率
4.日常がマインドフルネス
5.セルフコンパッションに関する今までの投稿一覧
※なにげない謎と不思議、朝礼スピーチのネタは、
→「昭和オジサンが謎を基に、朝礼スピーチのネタをアドバイス」
Contents
1.ロックバランシング(石花)アートについて
ロックバランシングとはどういうアートか?
まずは、作品をご覧ください。
日本のロックバランシングの草分けでもある「石花ちとく」氏が初心者向けに例示された作品です。
作り方は、
→WILD MIND GO! GO!「日本のロックバランシング「石花」に挑戦 石を立ててみよう!」
【動画】
YouTube動画→「石花ちとく先生とロックバランシングに再挑戦! コンプレッサー見聞録onYouTubeDesigned by The COMP 2021/09/06」
次は、京都の鴨川でお作りの西池大輔さんの写真です。
(画像引用→「高野整体院」)
(画像引用→SPOTお出かけ体験型メディア「謎の整体師”池西さん”に話を聞いた」)
【動画】
YouTube動画→【ノゾキミ】石を積む男~驚異のアート「ロックバランシング」男の新たな挑戦とは…(読売テレビニュース2020/07/20)
接着剤を使わず組み立てますので、完成したら写真を撮って、石を崩してオシマイのアートです。
完成品としては一瞬のアートともいえますが、作成中こそがアート体験ですので、モノづくりの愉しみが味わえるアートです。
このロックバランシングは、石たちが微妙な角度で支え合っているからこそ生まれたアート作品ですね。
どちらかの石が、あるいは両方の石がわずか数度ズレただけで、この作品は崩壊することでしょう。
無数にある石が作者に選ばれて、石と石がお互いの支えとなり作品が出来上がります。
完成作品の形は、何万分の一、何億分の1、無限大分の1の可能性で出来上がったと思います。
バランスを取ることが大切ですので、作者は無心になってお作りでしょうね。
マインドフルネスの心境かもしれません。
なお、同様の写真をご覧になりたい方は、
「石 積む」の2語で検索をお願いします。
バランスを素敵に保った「アート」を沢山ご覧いただけます。
(本文でも画像でも動画でも多くがヒットします)
2.私も石を積んでみました
(15分でようやく積めました)
(ここまで、ちょうど1時間かかりました)
一番上に積んだ石の表面が、優しいお顔のように見えてきました。
ペイントでいたずら書きしてみました。
屋内ではなく、
河原などで積んだ方が、心が自然と一体になれそうです。
3.石が隣同士になる確率
次は、どこにでもある石の写真です。
この写真の右上に、白枠の円を加筆しました。
この円の中を拡大してみます。
円の中の石から、隣同士で接している任意の二つに石に、印(□と☆)をつけました。
この二つの石を拡大します。
さて、質問です。
この二つの石は、生まれた時から重なっていた訳ではありません。
偶然、この場で隣合って写真に写っただけでしょう。
今回、二つの石が隣同士になった確率は何パーセントでしょうか?
私が考えるに、前章1章の作品が生まれた確率と変わらないのではないかと思います。
なんの変哲もない石が隣同士に写っていますが、岩から切り出されてこの場で巡り合う確率は無限大分の1だと思います。
ですので、私たちは無限大分の1で起こった確率を何気なく見ているとも言えませんでしょうか?
「なんだ、そんなの当たり前だ」
とおっしゃるかと思います。
私もそう思います。
この「当たり前のこと」が「無限大分の1」と同じく「貴重な出来事だ」と感じます。
4.日常がマインドフルネス
今ここにあること、今ここで起きていること、
これらは「ごく当たり前のこと」のように見えるかもしれません。
しかし、見方を変えると「無限大分の1の奇跡」の出来事です。
だからこそ、「今、ここ」が奇跡で成り立っている瞬間なのです。
換言しますと、「無限大分の1の奇跡」と「ごく当たり前のこと」は、同じことだと思います。
日常をマインドフルネスと思い、大切に生きたいものです。
おまけ(本格的な石積みについて)
5.セルフコンパッションに関する今までの投稿一覧
最新ブログ → http://tsunami2013.org/
5.母を亡くしました:コモンヒューマニティー・マインドフルネス
8.罪悪感と怒りとは同じものかもしれません:セルフカインドネス
9.悲しみは誰でも持っている。『でんでん虫の悲しみ』(新美南吉):コモンヒューマニティー
10.対話は、理解よりも共感が大切! -書籍と映画を通じて-:マインドフルネス
11.「自己責任論」を「セルフコンパッション」で乗り超える:セルフカインドネス
12.自分の思い込みを知って、楽に生きよう!:マインドフルネス
13.映画「ありがとう、トニ・エルドマン」にみる父と娘:マインドフルネス
14.気持ちを素直に伝える。これがアサーションという権利:マインドフルネス
15.押してもダメなら引いてみな。「逆櫓の構え」:セルフカインドネス
16.コミュニケーション能力が低いのは誰だ?:セルフカインドネス
18.心を開いて~ZARDの歌詞から思ったこと:コモンヒューマニティー
22.大人の願いと、子どもの受け止め方:コモンヒューマニティー
23.想像力(再度、でんでん虫の悲しみ):コモンヒューマニティー
25.何を言われたって平気(ホイットニー・ヒューストンの曲):セルフカインドネス
32.コロナの負の連鎖を断ち感謝や支援を:コモンヒューマニティー
33.過去は変わらない。でも、過去の解釈は変えられる:マインドフルネス
35.だから、あすのことを思いわずらうな。あすのことは、あす自身が思いわずらうであろう。一日の苦労は、その日一日だけで十分である。:マインドフルネス
39.やぎさんゆうびん ♪お手紙、美味しいのかな?♪:コモンヒューマニティー
41.建前の自分と本当の自分で悩む? その前に「生きている自分」がいるよ:コモンヒューマニティー
43.自己嫌悪・・・理想の自分と現実の自分とのギャップ :マインドフルネス
47.割れ目が入っている鐘を叩くオードリー・タン氏。:セルフカインドネス・コモンヒューマニティー
48.春の予感・・・今咲いている草木を愛でる :マインドフルネス
49.全ての人々がマイノリティー。オードリー・タン氏の言葉に思うこと :コモンヒューマニティー
50.オードリー・タン台湾IT担当相が好きな歌 :マインドフルネス
52.雨にも負けず、でも涙を流し、おろおろ歩く。:セルフカインドネス
53.「ありたい自分」と「あるべき自分」ではなく、「あるがままの自分」に軸足を置こう:セルフカインドネス
54.皮肉な名言集で、安心しよう。:セルフカインドネス・コモンヒューマニティー
56.人間関係の悩み、3つの解決方法をご紹介:コモンヒューマニティー
57.「報われない努力の方が多い」と考えると楽です。:セルフカインドネス
58.「ことわざ」に縛られていませんか? :マインドフルネス
59.パラリンピック選手が語る「レジリエンス」:セルフカインドネス
60.「汝の敵を愛せよ」の「敵」とは? :セルフカインドネス・コモンヒューマニティー
61.石を積むアート作品(ロックバランシング)と目の前の石 :マインドフルネス